赤いセガ信者のぶろぐ

長文でゲームのレビューを書くことが多いです。qiitaにもtwitterにもfacebookにも書きにくい記事はここ。

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GPD Winに入れるゲームを選別するための覚書

序文

GPD Winで積みゲーの消費が始まったと思ったら、「以前なら買わなかったけど、GPD Winがあるなら買っとくか」みたいなゲームが増えて結局未プレイのゲームが減らない。

一方で、結局GPD Winで動かなかったりプレイしづらかったりで、結局やらなかったりPCでやったりするゲームがちょいちょい出てきた。
動作リストにないゲームを買って悲しまないように、GPD-Winでプレイするにはどんなゲームが向いているかを自分なりにまとめていくので、参考にしてください。

明らかにGPD Winに入れるべきでないゲーム

まず、明らかに避けるべきゲームを挙げておく。これらは購入前、導入前にわかることが殆どなのでうまく回避できるだろう。

適度に字の多いゲーム

そもそも画面がそれなりに小さいため、細々としたテキスト系は先に人間の目が死ぬ。
ノベルゲーなどは、字の読みやすさを考慮して大きめの字だったり、背景を薄暗くしたりしているので実はそこそこ向いている。
村人との会話とか、たまに字を読む系も問題になることは少ない。
困るのはアイテムに細々とした説明がずらっと並ぶ系。右と左のアイテムを見比べてDPSや効果のいい物を取捨選択する、といったパターンでは目の他に脳も使うため負荷がかかる。

操作に使うボタンが多いゲーム

GPD Winは十字キーと左右スティック、メインの4ボタン(ABXY)、LRボタン(L1R1)での操作に特化しており、それ以外のボタンが押しづらい。
LRトリガー(L2R2)はマシな位置にあるが、LRボタンを誤爆する可能性がある上に他のボタンとクリック感が異なる。
LR押し込み(L3R3)はそもそもキーボードの脇に置かれており、ゲーム中瞬時にアクセスできない位置にある。スタートボタンやセレクトも同様。
押し込みやメニューを頻繁に開くゲームはストレスフルになりがち。

キーボードやマウスが必要な物

名前入力やEscキー程度であればともかく、そもそもマウスでのエイムが前提なゲームなどは無理である。左手でWASDを使って移動できるようにも作られていない。
これらはだいたい買う前に判別可能で、ストアページで部分的コントローラーサポート、ないしフルコントローラーサポート、と表示されていれば大丈夫だ。
もちろん、USBポートにキーボードとマウスを繋げば解決するが、携行性が犠牲になるのでノーパソでも買えばいいと思います。

プレイしてみてダメだったパターン

前述のフィルタをパスしたのでプレイしてみたが、いまいちだった例。

動かない、重い系

しゃーない。グラフィックオプションを下げてもダメなら、そもそもGPD Winの担当ではない。

サスペンドに弱い

GPD Winの運用方法にもよるが、携帯機である以上、基本的にプレイ中だろうと容赦なくフタを閉めることがあるだろう。
フタを閉めてスタンバイになってからの復帰時、きちんと生き返れないゲームは相性が良くない。
セーブポイントが限定されているゲームほど中断が難しくなる。
セーブして終了してから閉じる、と頭の中で思っていても、人とは咄嗟にフタを閉じる生物である。これを忘れると手痛いしっぺ返しを絶対に食らうので注意されたし。
対策として、フタを閉じてもスリープにしないように設定することがあるが、電池が死ぬので非推奨。

クソデカイ

ストレージに限りがあるので、入れ替えが面倒になる。

入れていくべきゲーム

前述のフィルタを通り抜けたゲームのうち、ぜひ入れていくべき物

トライアンドエラー

プラットフォーマーとかに代表される、難易度高めのアクションゲー。
リトライを繰り返し、繰り返し繰り返し行うことで少しずつ上達して進んでいく系は、気が向いたときにサッと練習できるためオススメ。

レベル上げ系

同様に、空いた時間で少しずつレベルをあげて着々と進んでいく系は、日頃の余暇が経験値に変換されるため無駄がない。

PCとGPD Win両方で進められる物

Steam Cloudでセーブデータが同期できるため、適切なタイミングで同期を行えば出先でもゲームが進行できる。

パズル系

容量小さめ、必要スペック軽め、手軽にできるので余ったスペースに入れておくと吉。
コントローラーサポートしていない、マウスでカチカチ系のやつは、パズルを解く以外の部分でストレスがたまるのでダメ。

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